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多民族国家シンガポールで、子どもと「ちがい」と「ルール」を考える

TABITANE編集部 ・ 約2分で読めます

シンガポールは、東京から飛行機で7時間ほど。小さな国ですが、いろいろなルーツをもつ人たちが一緒に暮らしています。英語が通じやすく、街も整っているので、親にとっては準備がしやすい行き先です。

そして子どもにとっては、「ちがう人たちが一緒に暮らすには、どうしたらいいんだろう?」を考えるきっかけがたくさんある場所でもあります。

1. 4つの公用語

シンガポールの公用語は、英語・中国語(華語)・マレー語・タミル語の4つです。日本では、公用語が4つあるという状況はなかなか想像しにくいかもしれません。

現地で使える問いかけ:

  • 案内表示や看板には、何種類の言葉が書いてある?
  • どうして言葉が1つではないんだと思う?
  • もし日本に公用語が4つあったら、どんなところが変わる?

2. ホーカーセンター:食べ物で世界をめぐる

シンガポールの「ホーカーセンター」は、屋台がたくさん集まった大きな食堂のような場所です。中華系、マレー系、インド系など、いろいろな料理が一か所に並んでいます。

  • 同じ場所に、何種類の国や地域の料理がある?
  • まわりの人は、何を食べている? 食べ方にちがいはある?
  • 日本のフードコートと、似ているところ・ちがうところは?

※食物アレルギーがある場合は、材料を事前に調べ、アレルギーを伝えるカードを用意しておくと安心です。宗教によって食べないものがあることも、食文化を考えるきっかけになります。

3. 街のルール:「きまり」は何のため?

シンガポールは、街のルールがはっきり決められていることで知られています。たとえば、チューインガムの販売は規制されています。電車の中でも、日本とは違う「禁止」のマークを見かけるかもしれません。

  • 街で見つけた「禁止」のマークを集めて、何が禁止されているか調べよう
  • そのルールがあるのはなぜだと思う?
  • 日本にあったらいいなと思うルール、ないほうがいいと思うルールは?

ルールについて考えるときは、「きびしい」「ゆるい」だけでなく、「たくさんの人が気持ちよく暮らすための工夫」として見てみると、子どもの考えが深まります。

※ルールの詳細は変わることがあるので、利用する施設や交通機関の案内で確認しましょう。

4. 祈りの場:いろいろな信仰が隣り合う

シンガポールでは、仏教のお寺、モスク、ヒンドゥー教の寺院、教会などが、比較的近い場所に建っています。建物の形や色、入口の決まりの違いを見るだけでも、多文化の暮らしを感じることができます。

祈りの場を訪れるときは、肌の露出を控えた服装が求められることがあります。入口の案内や施設のルールに従い、静かに見学しましょう。

年齢別の楽しみ方

年齢おすすめのテーマ
未就学ホーカーセンターの食べ物、街の色や形
小学1〜3年看板の言葉の数を数える、「禁止」マーク集め
小学4〜6年ルールの理由を考える、料理の国や地域を調べる
中学生公用語が4つある理由や、多文化社会のしくみを調べる

まとめ

シンガポールは、言葉・食べ物・ルール・祈りの場を通して、「ちがう人たちが一緒に暮らすための工夫」を考えられる場所です。旅の中で見つけた「なんで?」を、帰ってからも親子で話してみてください。

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