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海外旅行を自由研究にする方法:テーマ例30とまとめ方のテンプレート

TABITANE編集部 ・ 約3分で読めます

「せっかく海外に行くなら、自由研究にできないかな」。そう考える方は多いと思います。でも、旅行から帰ってきて「楽しかった」で終わってしまい、結局テーマが決まらないまま夏休みの終わりを迎える……ということも少なくありません。

海外旅行を自由研究にするコツは、出発前にテーマの「型」を決めておくことです。この記事では、テーマの選び方と30の例、旅行中の記録のしかた、帰ってからのまとめ方を順番に紹介します。

海外旅行は自由研究にぴったりな理由

自由研究で大切なのは、「疑問を持つ → 調べる → わかったことをまとめる」という流れです。海外では、日本では当たり前だと思っていたことが当たり前ではありません。看板の文字、お金、食べ物、信号の音。目に入るものすべてが「なんで?」のきっかけになります。

しかも、その疑問は子ども自身が見つけたものです。親が用意したテーマよりも、ずっと夢中になれます。

テーマの選び方:3つの「型」から選ぶ

テーマは、次の3つの型のどれかで考えると決めやすくなります。

型やること向いている子
くらべる日本と旅行先で同じものを比べ、違いを見つける観察が好きな子、絵や写真で記録したい子
かぞえる決めたものの数を数えたり、値段や時間を記録したりする数字や表が好きな子
たずねる現地の人やガイドさん、家族に質問して答えを集める話すのが好きな子、中学生

テーマ例30

「くらべる」テーマ

  • コンビニで売っている飲み物の種類
  • 信号機や横断歩道の形と音
  • トイレの使い方や表示
  • お金(硬貨・お札)のデザイン
  • 学校の制服や子どもの服装
  • 朝ごはんに食べるもの
  • スーパーの野菜や果物
  • 郵便ポストの色と形
  • 家や建物の屋根の形
  • 駅や電車のマナー表示

「かぞえる」テーマ

  • 街で見かけた言葉(文字)の種類の数
  • 同じ商品の値段(日本円に直して比べる)
  • 1日に歩いた歩数と見たものの数
  • 見つけた国旗の数と国の名前
  • 食べた料理の数と味(あまい・からい・すっぱい)
  • バスや電車の待ち時間
  • 1日の気温と天気(日本と比べる)
  • 見かけた乗り物の種類
  • お店の開店・閉店時間
  • 1日に「ありがとう」を現地の言葉で言った回数

「たずねる」テーマ

  • 現地の子どもが好きな遊びや食べ物
  • 「この国で一番有名な料理は?」
  • あいさつのしかたと意味
  • おすすめの場所とその理由
  • 家族の行事やお祭り
  • 学校の1日の流れ
  • ガイドさんが日本について知っていること
  • 「日本に行ったら何がしたい?」
  • この国で大切にされているマナー
  • 家族に聞く「この旅行で一番驚いたこと」

迷ったら、お子さんに「行ったら何を見てみたい?」と聞いてみてください。答えに出てきたものを「くらべる・かぞえる・たずねる」のどれかに当てはめれば、それがテーマになります。

※「たずねる」テーマは、必ず保護者と一緒に行い、相手が答えてもよいか確かめてから質問しましょう。写真を撮るときも、人が写る場合は先に許可をもらいます。

進め方:出発前・旅行中・帰ってから

出発前:予想を書いておく

テーマが決まったら、旅行の前に「たぶんこうだと思う」という予想を書いておきます。予想があると、現地で「当たった!」「違った!」という発見が生まれ、まとめるときの軸になります。

  • テーマと、それを選んだ理由を1〜2行で書く
  • 「日本ではこう。旅行先ではたぶんこう」と予想を書く
  • 記録用のノートかメモ帳を1冊決める

旅行中:1日5分の記録

旅行中は、たくさん書こうとしなくて大丈夫です。寝る前の5分で、その日見つけたことを記録します。

  • 見つけたもの・数えた数・聞いた答えを書く
  • 写真を撮ったら、何の写真かを一言メモしておく
  • レシートや入場券、パンフレットはまとめ用にとっておく

帰ってから:予想と結果をくらべる

帰ってきたら、出発前の予想と、実際にわかったことをくらべます。「どうして違ったんだろう?」と考えることが、自由研究のいちばん大切な部分です。

まとめ方のテンプレート(模造紙1枚)

模造紙1枚やノート見開きにまとめる場合は、次の順番に並べると読みやすくなります。

順番書くこと例
1. タイトル何を調べたかが一目でわかる題名「台湾と日本のコンビニの飲み物くらべ」
2. 調べた理由なぜこのテーマにしたか「日本にない飲み物があるか知りたかった」
3. 予想出発前に考えたこと「お茶の種類は日本と同じくらい」
4. 調べ方いつ・どこで・どうやって「3日間、毎日ちがうコンビニで記録した」
5. 結果わかったこと(表・グラフ・写真)種類ごとの数の表
6. 考えたこと予想とくらべて、なぜそうなったか「あまいお茶が多いのは、暑い国だからかもしれない」
7. 感想・次に調べたいこともっと知りたくなったこと「ほかの国のコンビニとも比べてみたい」

いちばん大切なのは「6. 考えたこと」です。正解でなくてかまいません。「〜かもしれない」と自分の言葉で書けていれば、立派な探究になります。

年齢別のポイント

学年ポイント
小学1〜2年「くらべる」テーマを1つ。絵や写真を中心に、文は短くてOK
小学3〜4年「かぞえる」テーマで表をつくる。予想と結果をくらべる練習を
小学5〜6年「なぜ?」を考える欄を大きく。家に帰ってから本やインターネットで理由を調べる
中学生「たずねる」テーマに挑戦。現地の人の答えと、自分で調べたことを組み合わせる

まとめ

海外旅行を自由研究にするには、「出発前にテーマの型を決める」「旅行中は1日5分記録する」「帰ってから予想と結果をくらべる」の3つがポイントです。

旅で見つけた小さな「なんで?」は、子どもの学びのタネになります。ぜひ、親子で楽しみながら取り組んでみてください。

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