台湾は日本から近く、時差も1時間。はじめての親子海外の候補として名前があがることの多い場所です。でも、台湾の魅力は「行きやすさ」だけではありません。日本と似ているところと違うところがちょうどよく混ざっていて、子どもが「比べて考える」のにぴったりなんです。
この記事では、台湾で子どもが学べることを、テーマ別に紹介します。
1. 漢字の看板:「同じ漢字なのに、ちょっと違う」
台湾の街には、漢字の看板があふれています。台湾で使われているのは「繁体字」と呼ばれる漢字で、日本の漢字と同じものもあれば、画数が多かったり形が少し違ったりするものもあります。
現地で使える問いかけ:
- 日本の漢字と形がちがう字を3つ見つけて、意味を予想してみよう
- 読めないけれど意味がわかる看板はある?
- 日本と同じ漢字なのに、意味がちがいそうな言葉はある?
2. 夜市:食べ物から文化を知る
台湾の夜市には、小さな屋台がずらりと並びます。日本でも見かける食べ物もあれば、はじめて見る食べ物もあります。食べ物は、その土地の気候や歴史を知るいちばん身近な入口です。
- 日本にもある食べ物と、日本にはない食べ物を分けてみよう
- 屋台の人は、どうやって注文を受けている?
- 夜に市場が開くのはなぜだと思う?
※食物アレルギーがある場合は、使われている材料を事前に調べ、アレルギーを伝えるカードを用意しておくと安心です。
3. 駅と電車:ルールの違いに気づく
台北の地下鉄(MRT)では、車内や改札の内側での飲食が禁止されています。日本の電車でも食べることは少ないですが、「禁止」として決まっているのは大きな違いです。
- 駅や電車で、日本とちがうルールを見つけよう
- そのルールがあるのはなぜだと思う?
- 優先席は日本とどうちがう?
※ルールの詳細は変わることがあるので、利用前に駅の案内や公式サイトで確認しましょう。
4. 言葉:中国語と、いくつもの言葉
台湾で主に話されているのは中国語ですが、台湾語などほかの言葉が聞こえてくることもあります。「ありがとう(謝謝/シエシエ)」を覚えて、お店で使ってみるところから始めましょう。
- 「ありがとう」を言ったら、どんな言葉が返ってきた?
- 駅のアナウンスは何種類の言葉で流れている?
5. お金:新台湾ドルにふれる
台湾のお金は「新台湾ドル(ニュー台湾ドル)」です。硬貨やお札の絵柄を見て、日本のお金と比べてみましょう。出発前に、その日のレートで「100元はいくらくらい?」と一緒に調べておくと、買い物が算数の練習になります。
年齢別の楽しみ方
| 年齢 | おすすめのテーマ |
|---|---|
| 未就学 | 夜市の食べ物、お金の絵柄 |
| 小学1〜3年 | 漢字のちがい探し、電車のルール |
| 小学4〜6年 | 漢字の意味の予想、ルールの理由を考える |
| 中学生 | 言葉の種類、夜市の文化の背景を調べる |
まとめ
台湾は、漢字・食べ物・ルール・言葉・お金と、子どもが日本と「比べて考える」材料がそろった場所です。似ているからこそ見える違いを、親子で楽しんでみてください。